お問合せ リンク サイトマップ 更新履歴 入会のご案内 |
|
||||||
北海道白老町 |
|
|
|
||||
|
|
|
|||||
|
|||||||
放置人工林森林整備マニュアル 発行者 NPO法人ウヨロ環境トラスト 2011年8月発行 (社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」助成事業) |
このマニュアルは、人工林を所有しながら手入れを行わず放置している森林所有者に対し、森林ボランティア活動等を行っているNPOが間伐等の森林整備の必要性をお知らせし、所有者から同意を得て森林整備を行うまでの道程をまとめたものです。 次のパーツで、PDFファイルとしてダウンロードできます。 |
マニュアル作成の経過 (2011年11月) |
NPO法人ウヨロ環境トラストでは、2007年度から白老町内の放置された人工林を拾い出し、所有者を調べて連絡をとり、同意を得られた人工林の間伐等を行う事業を、会員で構成する森林作業班を編成して取り組んできました。 その中心となったのは、専務理事だった河野功さんです。河野さんは、不動産業で培った所有者と折衝する経験をいかし、所有者調査からはじまり、主に町外の所有者と電話で交渉し、協定書を締結するという大変手間のかかる作業を行ってきました。このノウハウはなかなか文章化することは困難でしたが、病気療養中の河野さんから聞きとり、今回とりまとめすることができたものです。 その河野功さんは、このマニュアルの完成した原稿を見て安心したかのように、さる9月3日に亡くなられました。享年70歳でした。 河野さんは、ウヨロ環境トラストが10年前に創立されて以来、会の活動の中心的存在でした。また、「放置されているカラマツ林がかわいそう。少しでもいい森にしてあげたい。」という思いで間伐作業の先頭にたってきました。しかし、3年前からガンを患い、昨年からは入退院をくりかえし、ついに帰らぬ人となってしまいました。 故人の森づくりへの情熱に対し衷心より敬意を表するとともに、ご冥福をお祈りいたします。また、このマニュアルを活用いただき、少しでも多くの森が救われることを願っております。 |
2006年12月 |
発行者 NPO法人ウヨロ環境トラスト 2006年12月発行 NPO法人ウヨロ環境トラストでは、活動区域としている北海道白老町のウヨロ川中下流域を範囲とした自然環境の調査に2005年秋より取り組み始め、2006年に財団法人秋山記念生命科学振興財団等の助成を受けたことから、専門機関や他団体の協力を得て本格的な動植物調査を実施しました。このほど、その結果を「ウヨロ川中下流域の里山自然環境調査報告書」としてまとめました。 この調査はウヨロ川中下流部が市街地にある程度近い田園地帯で、雑木林、カラマツ林、牧場、丘陵地などの多様な自然に恵まれていることから、北海道的な里地・里山として自然環境の現状を把握し里山の今後の保全のあり方を検討するための基礎資料として実施したものであります。限られた期間の調査であり、一部調査ができなかった種もありましたが、この調査によりウヨロ川周辺における植物、昆虫類、底生動物、魚類、鳥類、哺乳類に関する生息種と生息状況の概況が把握できました。 各調査項目では里地・里山の持つ生息場としての多様性が反映され、多様な種がリストアップされたほか、環境省や北海道により絶滅の恐れのある種とされている希少種として、植物2種、昆虫類2種、底生動物2種、魚類5種、鳥類4種の計15種の生息が確認されました。 なお、この報告書は、いわゆる学術的な報告書とは性格が異なり、里山の自然環境保全のための基礎資料として活用するため、様々な機会に集められた資料を基に作成したものであります。このため、調査目的、内容、表現方法等について、各章により異なっております。 |
NPO法人ウヨロ環境トラスト 〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町1-11-7
TEL
0144-85-2852 FAX
0144-85-2856