胆振の主な清流








































































1 苫小牧幌内川


 苫小牧北大演習林の北西部林内を水源とし、演習林中を流れ、市街地を通り、苫小牧港へ注ぐ河川です。北大演習林内は、一般開放されており、散策路としても最適です。日本一きれいな清流に認定された河川で、水道の取水所もあり、苫小牧市民の大切な飲み水となっています。
 幌内川はアイヌ語で「ポロナイ」=「平地の小川」の意味と言われています。





「幌内川ウォーキングコースの紹介」
いぶり自然ガイドの会のメンバーが案内いたします。
案内を希望される方は、ご連絡ください。


2 白老川

 白老川は白老町北部の白老岳を水源とし、白老町中央部を流下し太平洋に注ぐ河川です。
 上流域では鉱山跡が点在しています。
 白老はアイヌ語で「シラウ・オイ」=「アブ・が多いところ」、「シラル・オイ」=「潮・乗るところ」=「満潮になると潮があがる」などの説があります。


「白老川ウォーキングコースの紹介」
3 ウヨロ川

 ウヨロ川は胆振管内最高峰のホロホロ山を水源とし、太平洋に注ぐ水質良好な2級河川です。1965年から70年にかけて、ショートカットを中心とする大規模な河川改修が行われましたが、下流部の左岸には自然豊かな三日月湖が何箇所も残されています。
 三日月湖周辺の旧河川敷地約17haは、「エコの森」と名づけられ、1999年から河畔林の保全造成を目的に、雑木林の植樹や手入れやを中心とした森林整備活動がボランティア団体の手で行われています。
 今回案内するウヨロ川中流部近くにはふ化場があり、稚魚が放流されていますが、本流では自然孵化のサケも戻ってきてそ上しており、間近に自然産卵の様子が見られます。
 また、中流部近くの「トラストの森」では、町民が自分たちの手で森を取得し、ボランティアによって整備保全を行う活動が進められているほか、自然の湧水地も保全されています。


               ウヨロ川中流

「ウヨロ川ウォーキングコースの紹介」


4 胆振幌別川


 登別市鉱山町を流れ、下流の幌別ダムで工業用水として利用されている川です。
 上流の鉱山町周辺は、美しい渓流になっており、シノリガモの繁殖記録があることでも知られるています。
 鉱山町にはネイチャーセンターもあり、散策路もあります。
5 苫小牧川

 苫小牧川は、樽前山麓を水源とし、上流部では工業用水として取水され、中流部で有珠川と合流し、太平洋に注ぐ河川です。
 中流から下流は、護岸され生活廃水も入り、清流のイメージでは無いのですが、苫小牧川の上流部は日本一きれいな川に認定された河川です。
 苫小牧は、アイヌ語で「ト・マコマイ」=「沼のあるマコマイ」で、「マコマイ」=「山奥に入った川」の意味。

             苫小牧川 王子水源地周辺

「苫小牧川ウォーキングコースの紹介」



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