NPO法人ウヨロ環境トラストでは、2001年に北海道白老町のウヨロ川中流部の荒れたカラマツ人工林2.2haを取得して間伐などの森づくり活動を始め、
その間伐材を活用して人と森の交流の場として山小屋やあずま屋などを整備してきました。
2007年からは町内にある放置された人工林の所有者と連絡をとり、同意を得られた人工林の間伐等を行う事業に取り組んできました。その間伐材は
主に製材やチップ材として活用してきましたが、間伐材をそのまま利用する方法として、ログハウスに活用できないかと考えました。このため、ログハウス
を製作できる人材の育成を目的に、2010年から2ヵ年にわたり2期19回のログハウス製作研修会を開催し、研修生の手によってログハウス1棟が完成
しました。また引き続き2012年からは、ログ活用研修会を行っています。
このホームページは、これまでの研修会で用いたログハウス製作マニュアルを紹介するとともに、ログ活用の楽しみを多くの方に知っていただきたいと
考え作成したものです。
間伐材を活用したログハウスづくりが広がり、手入れのいきとどかない人工林の整備がすすむことを期待しております。
このホームページは、公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金(創造的公募事業)」の助成を受けて作成しました。